
宝塚歌劇団月組の娘役トップ、愛希れいかさんが2018年11月「エリザベート―愛と死の輪舞―」を最後に退団されます。
どうしても男役が注目される宝塚にあって、退団公演に先立って娘役としては17年ぶりの主演公演を務めた愛希さん。その人気ぶりがうかがえますね。
人気だけではなく実力もある愛希れいかさん。改めて魅力を振り返ります。
愛希れいかの本名や年齢!プロフィールを紹介!
名前 | 愛希れいか |
よみ | まなきれいか |
愛称 | ちゃぴ |
本名 | 朝日優貴 |
生年月日 | 1991年8月21日 |
年齢 | 27歳(2018年9月時点) |
出身地 | 福井県坂井市 |
血液型 | A型 |
身長 | 167cm |
入団期 | 95期生(2009年入団) |
成績 | 14番 |
現在の所属 | 月組娘役トップ |
愛希れいかさんは2009年、宝塚歌劇団に第95期生として入団されました。入団時の成績は14番でした。愛希さんの愛称「ちゃぴ」は本名の響きに由来したものです。
小さいころから歌ったり踊ったりすることが好きで、クラシックバレエは3歳から習い始めたそうです。
宝塚のファンになったのは小学校3年生のとき、地元福井で宙組全国ツアー公演「エクスカリバー/シトラスの風」を観劇したことがきっかけです。
中学校の卒業時に宝塚音楽学校を受験し、一度で合格しました。すごいですね!
愛希れいかの経歴や出演作!過去には男役も
晴れて宝塚音楽学校の生徒となった愛希さん。
予科生のころは娘役として授業を受けていましたが、身長が伸びてきたので本科生になる前に男役に転向します。
初舞台となる2009年の宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」では、男役として舞台に立っていたんです。
そんな愛希さんが初めて娘役を演じたのは2010年、配属先の月組公演「ジプシー男爵」でした。
後にトップとしてコンビを組むことになる龍真咲さんの勧めもあり、入団3年目の2011年、娘役への転向を決意することになります。
転向1年目にして、愛希さんは新人公演のヒロインを2度連続で務め、バウホール公演のヒロインも任されるなど次々と抜擢されます。
そして2012年、龍さんの相手役として月組トップ娘役に就任しました。
お披露目公演は名作「ロミオとジュリエット」。
ロミオ役とティボルト役を、龍さんと当時二番手の明日海りおさんが役替わりで務めたこともあり、話題を呼びました。
どちらのロミオにも可憐に寄り添う愛希さんのジュリエットは、男役だったことなど想像もできない愛らしさでした!
その後
- 「ベルサイユのばら―オスカルとアンドレ編―」のロザリー
- 「PUCK」のハーミア
- 「1789-バスティーユの恋人たち―」のマリー・アントワネット
- 「激情―ホセとカルメン―」のカルメン
と、順当に大役を演じてきた愛希さん。
経歴の中で変わり種といえば、2017年公演「All for One~ダルタニアンと太陽王~」のルイ14世ではないでしょうか。
ルイ14世が実は女の子だった、という設定のお芝居。元男役の愛希さんの魅力がたっぷり詰まった役どころ。代表作として挙げてもいい素晴らしい役でした。
そして現在公演中の「エリザベート―愛と死の輪舞―」のタイトルロール、エリザベート。
どちらかというとかわいい系の役どころが多かった愛希さんが、最後にどのようなエリザベートを見せてくれるのか楽しみです。
愛希れいかの実家は?
宝塚歌劇団の生徒さんのご実家は裕福であることが多いです。ですから、愛希さんのご実家もリッチなのでは?という噂を耳にします。
けれども意外なことに、愛希さんのご両親は共働きで、歌劇団に多いいわゆる「お嬢様」という家庭ではないようです。
愛希さんが持つ親しみやすさやどことなくサバサバとした雰囲気は、このような家庭環境で育ったことにも一因がありそうですね。
愛希れいか まとめ
退団公演中の愛希れいかさんの魅力について、改めて見直してきました。
2017年、世界的な演出家トミー・チューン氏が手掛けた「グランドホテル」でヒロインを演じた際、「愛希れいかは素晴らしい。ブロードウェイの舞台に立てる」と絶賛されたと言います。
退団会見でも今後について聞かれた際、ブロードウェイについては考えたこともなかった、としながらも「せっかくなので、夢は大きく持ちたい」「世界を目指したい」と笑顔で話していました。
退団後もキュートな魅力を見せてくれそうな愛希さん。さらなる活躍が楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございました。