宙組といえば、宝塚歌劇団でも長身でスタイルのいい男役が揃い、そして歌に強い組、というイメージがあります。
今回ご紹介する瑠風輝さんはその両方を兼ね備える宙組若手スターです。
新人公演卒業の年を迎え、これからますます活躍が期待される瑠風輝さんの魅力を語ります!
瑠風輝のプロフィール
名前 | 瑠風輝 |
よみ | るかぜひかる |
愛称 | もえこ |
本名 | 鈴木萌子 |
生年月日 | 1993年1月26日 |
年齢 | 25歳(2018年10月時点) |
出身地 | 東京都調布市 |
血液型 | 不明 |
身長 | 174cm |
入団期 | 98期生(2012年入団) |
成績 | 5番 |
現在の所属 | 宙組 |
瑠風輝さんは2012年3月、第98期生として宝塚歌劇団に入団しました。
98期生は大豊作と言われており、現在雪組娘役トップの真彩希帆さんをはじめ、多くのスターが揃っています。
その中にあって、瑠風輝さんは40人中5番目と、その後の活躍を思わせる好成績での入団でした。
幼いころからクラシックバレエを習っていた瑠風輝さんは、2006年に花組公演「ファントム」を観劇し、ここに入りたい、と直感で宝塚受験を決意しています。
受験スクールに通って受験しますが、合格したのは3度目でした。
音楽学校卒業時の席次には、2度の不合格にも関わらずあきらめないで合格を勝ち取った瑠風輝さんの強い意志と宝塚への思いが感じられますね。
瑠風輝の経歴について。緒月遠麻や柚希礼音との関係も気になる…
瑠風輝さんの初舞台は2012年宙組公演「華やかなりし日々/クライマックス」でした。
それから組回りを経て、正式に宙組配属となります。その後は組替えをされていないので、生粋の宙組っ子と言ってもいいですね。
まだ入団7年目ですから、瑠風輝さんが出演した舞台はそんなに多くないのですが、作品には恵まれました。
宝塚を代表する「風と共に去りぬ」「ベルサイユのばら」「エリザベート」といった大作に出演し、下級生時代から多くの宝塚ファンの目に触れてきました。
「ベルサイユのばら」ではオスカル編の新人公演でベルナールを演じ、続く全国ツアー公演でフェルゼンとマリー・アントワネット編に出演しています。
自分でも「歌うことが大好き」とよく話されている通り、瑠風輝さんの歌唱力には定評があります。
2016年「エリザベート」の新人公演では、そのパワフルな歌声を生かし、入団4年目にして堂々と主役トートを演じ、2度目の主演を果たしました。
本公演においてもエトワールを務めることがあり、劇団も瑠風輝さんの歌に期待していることが窺えます。
憧れの上級生として、元星組トップスターの柚希礼音さんを挙げている瑠風輝さん。柚希礼音さんも歌が上手で、感情のこもった歌と演技で演じられる方です。
「ロミオとジュリエット」のロミオを演じられたときの感動は忘れられません。
また、同じ宙組に在籍していた緒月遠麻さんの面影があると評されることも多いのは、実際の顔立ちが似ていることに加えて、緒月遠麻さんも歌が上手く、エトワールを務められていたことも一因と言えそうです。
お二人と同じように瑠風輝さんも活躍する姿が目に浮かびますね!
実家や家族は
宝塚の生徒さんのご実家については明らかにされていないことが多く、瑠風輝さんについても例外ではありません。
宝塚ファンのお母様とお姉さんがいらっしゃることはオープンにされています。
クラシックバレエを始めたのも、お母様の薦めがあったからと言われています。このご家族でなければタカラジェンヌ瑠風輝さんは誕生していなかったかも…
まとめ
2016年の宙組公演「Shakespeare~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」では、宮内大臣一座の役者ロバート・アーミンとしてジュリアス・シーザーなど、シェイクスピア作品の人物を次々と演じわける難しい役柄をこなしました。
「劇中劇の場面では瑠風輝ではなく役者のロバートが演じているように見えなければいけませんので、それらを踏まえ、しっかり表現したいと思います」
と語っている通り、舞台映えする174センチの恵まれた長身に加え、感情の起伏を的確に表現できる力を持つのが男役・瑠風輝さんの強みです。
新人公演を卒業する今年、ますます多くの役に命を吹き込み、私たちファンを魅了してくれることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。