一度ハマると抜けられない魅力のある宝塚歌劇団。あの華やかな舞台を一度は生で観てみたいと思う方も多いのではないでしょうか?
でも、「宝塚って別世界で行きづらい」とか「宝塚ファンって厳しそう…」というイメージがありがちですよね。
そのイメージのせいでなかなか一歩踏み出せない・・・というのは本当にもったいないです!
今回は宝塚観劇常連の私が、初めての観劇にあたって押さえておきたいマナーをご紹介していきます。
これを読んで安心して観劇を楽しみましょう♪
宝塚観劇マナー|これに気を付ければ大丈夫!
宝塚観劇のマナーについていくつかまとめました。
とは言っても、最低限守るべきことがあります。私が考えるマナーを4つ、お話していきますね。
宝塚観劇マナー① 開演前に着席を!
「そんな当たり前のこと…」と思われるかもしれませんが、宝塚は劇場内も夢の世界です。
ゴージャスな世界に目を奪われているうちに、気づいたら開演!なんてことにもなりかねません。
幕が上がってから、慌てて他のお客さんの中をかき分けて席に着く、なんて想像するだけでも恥ずかしいですし、周りにも舞台上のジェンヌさんたちにも迷惑をかけてしまいます。
その後の舞台にも集中できず、せっかくの観劇が台無しになってしまうかもしれません。
劇場を見て回るのは終演後のお楽しみに取っておき、開演前は早めに席に着きましょう。
宝塚観劇マナー② 携帯は電源オフ!
宝塚劇場では、開演前ならステージの写真を撮ることができます。
開演前でも、演目に合わせて幕が装飾されていて気分を盛り上げてくれますよ。
記念に写真を撮る人も多いです。そのままSNSにアップもいいですね♪
ただし、ひとたび開演のベルが鳴ったら、携帯の電源は必ず切りましょう。
ご存じの方も多いと思いますが、マナーモードの音って結構響くんです。
さらに画面の光は暗い劇場内ではとても目立ちます!
音響やジェンヌさんの集中力にも影響してしまいますし、周りのお客さんからも顰蹙を買うことになりかねません。
デジタルフリーになって、非日常の3時間を楽しみましょう。
宝塚観劇マナー③ 上演中の飲食は厳禁!
意外なことに宝塚は、劇場内での飲食はOKなんです。ただし公演前と幕間に限り、ですのでご注意ください!
コーヒーくらいなら大丈夫かな…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、止めておきましょう。
私の友人が上演中にコーヒーを飲んでしまったことがありますが、カップのふたを開ける音さえ響きます。
しっかりと前のお客さんに振り返られてしまいました。
夢の世界に旅立つ前に、開演前、または幕間にお腹を満たしておくのがおススメです。
宝塚観劇マナー④ 前のめりに注意!
観劇中は、ジェンヌさんの熱演に引き込まれて前のめりになってしまわないように注意が必要です。
前のめりになると、後ろのお客さんに舞台が見えなくなってしまうんですよね。
宝塚の客席はどこからでも舞台がよく見えるように設計されています。
「もっと近くで観たい!」気持ちをグッと抑えて、オペラグラスを活用しましょう。
オペラグラス越しでも、ジェンヌさんは気づいてくれます。私もオペラグラス越しにウインクしてもらったことがあります。
この方が、「私にウインクしてくれた!」という気持ちが一層強くなりますよ♪
実際にあったびっくりマナー違反
私の観劇歴の中で、実際にあったマナー違反をご紹介します。
遅刻で大失敗!
私自身の経験なのですが、大好きなジェンヌさんのトップお披露目公演の千秋楽のチケットが手に入ったにも関わらず、開演に間に合わなかったことがありました…。
悲しいかな、上演中は劇場内に入ることができず、二幕目からの観劇になってしまいました。
楽しみにしていた観劇を、こんな切ない思い出にしないためにも、時間に余裕を持って劇場に向かわれることをおススメします。
トップスターに観客が…
宝塚の魅力は、舞台と客席が近いところです。
公演の最後には、銀橋と呼ばれる、本舞台からせり出した部分にスターさんが勢ぞろいします。
手を伸ばせば、衣装に触れられるくらい近いんですよ♪
生徒さんとファンの間に信頼関係があるからこその近さですが、ここでもハプニングに遭遇したことがあります。
最後のパレードで銀橋に上がり、トップスターさんに抱きついた方がいたんです!
すぐに引き下ろされたので、それ以上の騒ぎにはなりませんでしたし、トップさんも笑顔でパレードを続けていました。
いくら生徒さんとの距離が近くても、私たちファンへの信頼を裏切るような行動はもちろんNGです。
劇団とファンのいい関係を維持していくためにも、節度ある姿勢を大切にしたいですね。
宝塚観劇マナー まとめ
宝塚と言っても特別なルールがあるわけではなく、身構えなくてもいいんだ、と気が楽になったのではないでしょうか。
先にも書きましたが、宝塚の魅力は生徒さんとの距離の近さです。
お気に入りの生徒さんが見つかったら、どうぞたくさん劇場に足を運んでみてくださいね♪
スターさんを育てる、というファンの醍醐味を味わえること請け合いです!